弁護士ブログ
2012年2月16日 木曜日
インターネットでの権利侵害
屋宮です。
私は,クラシック音楽が好きなのですが,2ちゃんねるでクラシックのスレッドを見ると,かなり辛らつに他人を非難中傷する書き込みが見受けられます。クラシック音楽というと上品な人たちが聴いているというイメージがあると思うのですが,匿名の世界では,人格が変わってしまうということなのでしょうか?
インターネットで行き過ぎた名誉毀損等の書き込み等があった場合,書き込まれたプロバイダーに対し,発信者情報開示請求をし,発信者は誰かの開示を受け,その発信者に対し,損害賠償請求をするという段取りを採ることとなります。
私たちの事務所でも,複数件このような段取りで損害賠償を裁判所に認めてもらった経験を有しております。また,発信者情報開示請求をしただけで,発信者が自主的に名誉毀損的内容を掲げているウェブサイトを閉鎖するということもあります。
インターネットでの書き込みにお悩みをお持ちの方,一度気軽にご相談ください。
私は,クラシック音楽が好きなのですが,2ちゃんねるでクラシックのスレッドを見ると,かなり辛らつに他人を非難中傷する書き込みが見受けられます。クラシック音楽というと上品な人たちが聴いているというイメージがあると思うのですが,匿名の世界では,人格が変わってしまうということなのでしょうか?
インターネットで行き過ぎた名誉毀損等の書き込み等があった場合,書き込まれたプロバイダーに対し,発信者情報開示請求をし,発信者は誰かの開示を受け,その発信者に対し,損害賠償請求をするという段取りを採ることとなります。
私たちの事務所でも,複数件このような段取りで損害賠償を裁判所に認めてもらった経験を有しております。また,発信者情報開示請求をしただけで,発信者が自主的に名誉毀損的内容を掲げているウェブサイトを閉鎖するということもあります。
インターネットでの書き込みにお悩みをお持ちの方,一度気軽にご相談ください。
2012年2月 8日 水曜日
離婚届書式が変更されるようです。
読売新聞の記事からですが,離婚届けの書式に変更があるようです。複雑な紛争が,少しでも解決しやすくなるような運用が望まれます。 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120202-OYT1T01248.htm 子供を巡る離婚後のトラブルが相次ぐ中、法務省は2日、離婚届の書式を一部改めることを決め、各市区町村に周知するよう全国の法務局に通達を出した。 離婚後の親子の面会方法や養育費の分担について、夫婦間で取り決めをしたかどうか尋ねる欄を新設している。離婚後の子供の養育について、夫婦の意識が高まることによって、トラブルの未然防止や、別居した親子の交流の促進が期待される。 厚生労働省によると、夫婦の離婚は2010年、約25万件あったが、夫婦の合意があれば離婚できる「協議離婚」が9割近くを占める。協議離婚の場合、離婚届に必要事項を記入して市区町村に提出すればよいが、離婚した後に、別居した親が子供に会えなかったり、養育費を負担しなかったりというトラブルが生じるケースも少なくない。 そのため、昨年5月に民法が改正され、未成年の子供を持つ夫婦が離婚する際は、親子の面会や交流、養育費の分担について取り決めるよう定められた。4月から施行される。
2011年8月 3日 水曜日
被災地での法律相談②
松村です。
我が事務所の築地弁護士に続き,私も6月と7月に,それぞれ2日間ずつ,宮城県石巻市に出張法律相談に行きました。税理士,会計士と組んでの,震災被災者のための法律・税務・生活相談会です。
6月の時点ではすでに震災から3ヶ月が経過していたわけですが,港の近辺や海岸に近い一帯は,風景ががらりと一変し,まさに無残な灰色と茶色の無機質な世界が荒涼と広がっているのでした。もちろん,テレビの映像でそうした光景は何度も見ていましたが,実際にその現場に身を置いて実感すれば,あまりの惨状が我が身に襲いかかってきて,思わず身震いします。そして,その時点でもなお,魚加工工場等が流されたことで漂う強烈な悪臭が鼻を突きました。
しかし,そうした中に,あちこちに瓦礫に立ち向かう人々がいて,石川県とか山口県とかという旗を持ったボランティアの人たちが黙々と作業に向かっているのでした。
相談会の会場自体も,津波で1階が冠水したということですが,6月の時点ではきれいに修復されていました。
相談に来る方々は,当たり前と言えば当たり前ですが,全員が,家族か親族の誰かが亡くなったり行方不明になっている方ばかりです。石巻市は,津波による行方不明者がダントツに多いと聞きました。
相談内容は,相続,アパート経営,二重ローン,不在者財産管理,義援金等と生活保護の関係,墓地問題など,多岐にわたりました。昨日まで普通に暮らしていた人が,一瞬にして重大な試練に立ち向かうことになったのですから,どの人も重苦しく不安な表情です。
ある人は,自宅も自営の仕事場もすべて失いながら,地域のリーダーとして自分の被害を差し置いて人のために奔走する毎日でしたが,相談の場に来て,人の前では弱気は見せられないんですと,涙を流して窮状を訴えていました。その現実のあまりの重さに,こちらもかける言葉がありませんでした。
しかし,帰るときはにこにこして帰っていった人がいましたよ,と担当役員の方にお聞きすると,こちらも本当にうれしくなりました。
東北の人は,我慢強く地道です。その姿に逆に勇気づけられる思いでした。いかなる地獄の環境に陥っても,立ち直る意欲さえ失わなければ,必ず復興はできる! 法律家として少しでもそのお手伝いをしよう! そう痛感した相談会でした。
我が事務所の築地弁護士に続き,私も6月と7月に,それぞれ2日間ずつ,宮城県石巻市に出張法律相談に行きました。税理士,会計士と組んでの,震災被災者のための法律・税務・生活相談会です。
6月の時点ではすでに震災から3ヶ月が経過していたわけですが,港の近辺や海岸に近い一帯は,風景ががらりと一変し,まさに無残な灰色と茶色の無機質な世界が荒涼と広がっているのでした。もちろん,テレビの映像でそうした光景は何度も見ていましたが,実際にその現場に身を置いて実感すれば,あまりの惨状が我が身に襲いかかってきて,思わず身震いします。そして,その時点でもなお,魚加工工場等が流されたことで漂う強烈な悪臭が鼻を突きました。
しかし,そうした中に,あちこちに瓦礫に立ち向かう人々がいて,石川県とか山口県とかという旗を持ったボランティアの人たちが黙々と作業に向かっているのでした。
相談会の会場自体も,津波で1階が冠水したということですが,6月の時点ではきれいに修復されていました。
相談に来る方々は,当たり前と言えば当たり前ですが,全員が,家族か親族の誰かが亡くなったり行方不明になっている方ばかりです。石巻市は,津波による行方不明者がダントツに多いと聞きました。
相談内容は,相続,アパート経営,二重ローン,不在者財産管理,義援金等と生活保護の関係,墓地問題など,多岐にわたりました。昨日まで普通に暮らしていた人が,一瞬にして重大な試練に立ち向かうことになったのですから,どの人も重苦しく不安な表情です。
ある人は,自宅も自営の仕事場もすべて失いながら,地域のリーダーとして自分の被害を差し置いて人のために奔走する毎日でしたが,相談の場に来て,人の前では弱気は見せられないんですと,涙を流して窮状を訴えていました。その現実のあまりの重さに,こちらもかける言葉がありませんでした。
しかし,帰るときはにこにこして帰っていった人がいましたよ,と担当役員の方にお聞きすると,こちらも本当にうれしくなりました。
東北の人は,我慢強く地道です。その姿に逆に勇気づけられる思いでした。いかなる地獄の環境に陥っても,立ち直る意欲さえ失わなければ,必ず復興はできる! 法律家として少しでもそのお手伝いをしよう! そう痛感した相談会でした。
2011年6月 6日 月曜日
被災地での法律相談
弁護士の築地伸之です。
先月の28日,29日の(土)(日)にかけて,屋宮弁護士と一緒に,事務所の第一陣として,東北の被災地に行ってまいりました。新幹線で盛岡に入り,そこから海沿いに車で南下し,宮古,釜石,大船渡の3カ所で法律相談をしてきました。
想像を絶する悲惨さでした。どのようなことをすれば,これほどまでの破壊ができるのか,全く思議することができないほどの様相でした。テレビ報道や新聞報道で見るのとでは,全く感じ方が違いました。それは,恐らく,現場において,実際に自分の体で津波の大きさを感じ,その恐ろしさを実感できたからであると思います。鉄骨だけが残されたビルに,しっかりと刻みつけられた津波の爪痕を見たとき,まさに,20メートルから30メートルの高さ(それ以上からもしれません)の水の壁が,何キロメートルにもわたって押し寄せてきたことが体感され,背筋に寒いものが走りました。
釜石で,自分の店も,何もかも流されてしまった壮年の方が,明るい笑顔で,相談に来る人々の面倒を見ながら,1人1人を懸命に激励していた姿が忘れられません。自分も弁護士として,今,何をすべきかを真剣に考えなければならないと実感する相談の旅となりました。
相続問題と相続放棄の熟慮期間の伸長手続の件,兄弟姉妹が義援金や弔慰金を受け取ることができるか,自営業者や中小企業の経営者に対する生業支援がないのは何故か,二重ローン問題の今後の解決の方向性,両親を亡くした子が受け取る弔慰金,義援金等の行方などの相談がありました。これからも被災者の復興の一助になるよう努めてまいりたいと思います。
先月の28日,29日の(土)(日)にかけて,屋宮弁護士と一緒に,事務所の第一陣として,東北の被災地に行ってまいりました。新幹線で盛岡に入り,そこから海沿いに車で南下し,宮古,釜石,大船渡の3カ所で法律相談をしてきました。
想像を絶する悲惨さでした。どのようなことをすれば,これほどまでの破壊ができるのか,全く思議することができないほどの様相でした。テレビ報道や新聞報道で見るのとでは,全く感じ方が違いました。それは,恐らく,現場において,実際に自分の体で津波の大きさを感じ,その恐ろしさを実感できたからであると思います。鉄骨だけが残されたビルに,しっかりと刻みつけられた津波の爪痕を見たとき,まさに,20メートルから30メートルの高さ(それ以上からもしれません)の水の壁が,何キロメートルにもわたって押し寄せてきたことが体感され,背筋に寒いものが走りました。
釜石で,自分の店も,何もかも流されてしまった壮年の方が,明るい笑顔で,相談に来る人々の面倒を見ながら,1人1人を懸命に激励していた姿が忘れられません。自分も弁護士として,今,何をすべきかを真剣に考えなければならないと実感する相談の旅となりました。
相続問題と相続放棄の熟慮期間の伸長手続の件,兄弟姉妹が義援金や弔慰金を受け取ることができるか,自営業者や中小企業の経営者に対する生業支援がないのは何故か,二重ローン問題の今後の解決の方向性,両親を亡くした子が受け取る弔慰金,義援金等の行方などの相談がありました。これからも被災者の復興の一助になるよう努めてまいりたいと思います。
2011年4月 6日 水曜日
裁判員裁判
1月に初めての裁判員裁判を担当し,3月には2回目の裁判員裁判を担当しました。
裁判員の方々がどのような質問をされるのか,どのような裁判になるのか,見えない部分がありましたが,終わってみると裁判員の方々の質問はいずれも的確で,裁判自体の雰囲気も1回勝負の真剣さがより一層感じられました。
裁判員の方の質問内容は,専門家だと思いつかぬような素朴なしかし,もっともなもので,感銘を受けることも多々ありました。
いろいろな議論のある制度ですが,私の担当した2回の裁判員裁判は,このような制度が採用された意義を大きく感じさせてくれるものでした。
屋宮
裁判員の方々がどのような質問をされるのか,どのような裁判になるのか,見えない部分がありましたが,終わってみると裁判員の方々の質問はいずれも的確で,裁判自体の雰囲気も1回勝負の真剣さがより一層感じられました。
裁判員の方の質問内容は,専門家だと思いつかぬような素朴なしかし,もっともなもので,感銘を受けることも多々ありました。
いろいろな議論のある制度ですが,私の担当した2回の裁判員裁判は,このような制度が採用された意義を大きく感じさせてくれるものでした。
屋宮












