弁護士ブログ

2015年4月14日 火曜日

未成年の子が逮捕されてしまったら?

Q 私には高校一年生の息子がいます。最近,息子の夜遊びが続いていたので心配していたところ,昨日,息子が不良仲間と一 緒に,後輩から2万円を恐喝したという容疑で警察に逮捕されてしまいました。今後,息子はどうなってしまうのでしょうか。

A 息子さんは,成人の場合と同様,逮捕後,勾留されれば引き続き十日間(期間延長されればさらに十日間),身体拘束を受け ることになります。まずは息子さんに事実関係を確認することが大切ですので,すぐに弁護士に相談することをお勧めします。また無料で一回弁護士が面会してくれる,当番弁護士制度もあります。
 
 捜査の結果,嫌疑があるという場合や,将来,罪を犯すおそれがあると判断された場合,家庭裁判所に事件が送られます。その後,息子さんの処分は,家庭裁判所の裁判官が,調査官による調査を経て審判という場で決めることになります(なお,裁判官が処分する必要がないと判断した場合などは,審判自体が開かれないというケースもあります)。そして,裁判官が必要だと考えた場合には,審判までの期間(通常は3週間程度),息子さんは少年鑑別所に収容されます(この場合,少年鑑別所に収容された少年や家族が希望すれば,無料で一回弁護士が面会してくれる当番付添人制度があります)。

 審判によって決まる主な処分には,
 ①不処分
 ②保護観察処分(家庭で普通に生活しながら,保護観察所の行う指導監督と補導援助によって,社会的処遇での改善更生を図 る処分)
 ③少年院送致があります。また,重大な罪を犯した場合などは,
 ④検察官に事件が戻され,成人と同じ刑事裁判を受けるケースもあります。

 息子さんが,上記のうちどのような処分を受けることになるかは,罰するためというよりは,どのような処分が息子さんの更生に役立つのかといった観点から決定されます。このため,息子さんが反省を深めるための手助けや,更生するための環境を整えたりすることが大切であり,その際ご両親の協力がとても重要になります。たとえば,なぜ非行行為をしてしまったのか息子さんと一緒に考えたり,被害者の方の気持ちをくみ取りながら示談を進めたり,さらには,息子さんを不良交友関係からいかに離脱させるか等,更生のための環境調整を行うなどの努力をすることが大切です。

 少年審判においては,弁護士等が少年の利益を代弁し,少年の更生をサポートする役割を果たす付添人となって活動することができますので,この点も弁護士に相談してみてください。

カレンダー

2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
アクセス

★画像をクリックしてください★
★事務所の案内図に移動します★

【所在地】
〒160-0015
東京都新宿区大京町22-2
大京町PJビル3階
【連絡先】
[電話]03-5363-5371
[FAX]03-5363-5374
【受付時間】
[月曜~金曜]9:00~17:30
[土曜]9:30~15:00
[日曜・祝日定休]



お問い合わせ 詳しくはこちら