弁護士ブログ

2013年9月 8日 日曜日

障害者の刑事関係の問題

 法務省「矯正統計年報(2010年)」では,刑務所の受刑者の26.9パーセント(4分の1以上)が,IQ69以下であり,知的障害者(疑い含む)であり,出所しても7割が,再犯を犯しています。これは,障害がある故に,また,身寄りがない故に,万引き等を繰り返さなければならない障害者が多くいることを意味しています。障害という個性がある故に,人間として,「健康で文化的で最低限度の生活を営む権利」(憲法25条)を奪われている,そういえるのではないでしょうか。
 現在,司法と福祉が連携を深め,この問題を解決していこうという動きが全国的に加速しています。しかし,この東京でどのような取り組みがなされるかが,全国の動きに大きく影響することもまた事実です。私は今年の三月からこの問題に東京弁護士会の責任者として取り組むようになりました。その後,東京に三つある弁護士会で協力して取り組むことになりました。
 犯罪は犯罪です。しかし,犯罪を責めるだけではなく,どうすれば,その犯罪を防止できたのか,今後,同じ犯罪が繰り返されないためにはどうしたらよいのかを真剣に考えなければ,人間として無責任ではないか。私は,そんな思いでこれまで刑事弁護を行ってきました。その私の思いに響く取り組みが,この取り組みでした。
 これから,関係各所と協議を進めていきと考えています。是非,よりよい制度を作っていきたいです。
弁護士 屋宮昇太

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