弁護士ブログ

2012年3月25日 日曜日

接見等禁止の過酷さ

 犯罪したことが疑われ勾留をされた際に,合わせて接見等禁止の決定がなされることがあります。接見等禁止の決定とは,勾留期間中弁護人以外の人と面会ができなくする決定のことを言います。接見等禁止処分は,交流されても尚罪証隠滅の可能性が高い場合になされることとなっています。
 この決定がなされると妻や子などの親族とすら一切面会できなくなります。以前もこのブログで書きましたが,勾留期間中はただでさえ,心理的に不安定な状況におかれます。これがさらに接見等禁止決定がなされ弁護人以外と面会できないとなると,この不安はさらに度を増すこととなります。
 したがって,検察官が,接見等禁止決定を裁判所に請求することを被疑者に告げることは被疑者にとっては非常な脅威となります。検察官が,罪証隠滅の防止のためでなく,これを利用して取調べを有利に進めようとしていることはないと思いますが,被疑者の話を聞いていると,そのように感じてしまうこともあります。
 いずれにせよ,接見等禁止がなされると被疑者の精神的安定を保つために弁護人がさらなる労力をつぎ込んでいかなくてはなりません。弁護人接見を頻繁に行い,親族等との犯罪事実以外の連絡を取ったり,メッセージを伝えたりして,被疑者を励まし続けていく必要があります。また,並行して接見等禁止決定の全面解除を裁判所に求めたり,親族のみとの接見は認めるように一部解除を裁判所に求めたりします。
 当事務所では,このように接見等禁止が付された事件でも最大限の努力を行っており,頻繁に接見を行い,検察官と粘り強く交渉を行う等した後,接見禁止の解除申請を行い,接見等禁止の解除を実現する等しております。
 屋宮昇太

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