弁護士ブログ

2012年3月 5日 月曜日

公判前整理手続きとは

 私は,東京の公判前整理手続が採用された第1号の刑事事件を担当しました。弁護士会でチーム編成した末端にいさせていただいた感じですが,起案等も担当させていただくことができました。
 公判前整理手続とは,主に裁判員裁判の対象となる事件で行われる手続きです。裁判員も加わった法廷での審理を行う前の準備手続で,検察官と弁護人がどのような主張をするか,どのような証拠を提出するかを整理し,審理が円滑に行われるよう準備するのです。
 公判前整理手続では,検察官が自らの主張を立証する証拠を弁護人に開示した後,弁護人から他に収集されている可能性のある証拠の開示を検察官に求めるなどした上,弁護人の主張を確定させていき双方の準備が整った段階で裁判員を選ぶ手続きを行うこととなります。
 検察官が,弁護人が証拠開示を求めたにもかかわらず開示しなかったような場合は,裁判所に対し,裁定申立といって,検察官に開示させるよう求める手続きを行います。これが認められると,検察官は,証拠を弁護人に開示しなくてはならなくなります。
 私は,その後の事件で,検察官に被告人の取調の状況を録画したDVDのコピーを求めたところ,拒絶されたため,他の弁護人とともに裁定の申立をし,DVDのコピーを条件付で認めて貰った初の決定を得ることができました。
 屋宮昇太

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