弁護士ブログ

2012年3月17日 土曜日

刑事弁護(刑事事件)における示談

 刑事弁護(刑事事件)で示談というと,あまり良い印象を持っている方は少ないような気がしています。犯罪をした人が,お金を払って,一応の反省の情を示し,刑を軽くしてもらおうとしているだけでなはいかと。。。
 犯罪は一度起こってしまうと,全く元の状態に戻るということはありえません。軽微な窃盗であったとしても,被害者側の心に傷を与えてしまうことは事実であって,どんなにお金を払って,謝罪をしても一度生じた心の傷が消えてなくなるということはないと思っています(もちろん,真にその人が被害者であればということですが)。財産犯でない性犯罪等であればなおさらです。
 では,示談はやはり犯罪をした人が刑を軽くするためだけにあるのでしょうか?
 少なくとも私は,そのためだけの示談であってはならないと思っています。特に加害者が逮捕されているような場合,加害者から被害者に謝罪の意思を伝えられるのは弁護士である場合がほぼ全てです。
 弁護士が,被害者に謝罪の意思を示し,被害者の心情を受け取る。そして,それを加害者に伝えるというコミュニケーションの中で,被害者の心の傷が少しでも癒えるように努力し,加害者側は自分の人生の狂いを修正できるように努力する。
 その結果として,双方の心が少しでも良い方向に動き,その結果として示談が成立するという努力をすることが大事だと思っています。狂ってしまった何かが少しでも正常な状態に近づくようにしたい,こういう思いで,私は弁護活動を行っています。いずれにせよ,示談については,私の意見に賛同しない方もいるかもしれず,軽々には語りつくせないものであると思います。
屋宮昇太

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